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404話

赵青と総経理が関係を持っているという疑いの前提で、皆は自然と彼女がオフィスに行くのは総経理と何か曖昧なことをするためだと思っていた。

総経理室のドアをノックし、周和の許可を得て、赵青は中へ入った。

スーツ姿で一層セクシーで大人っぽく見える赵青を見て、にこやかな周和は「座って、座って」と言った。

周和はデスクではなく、応接テーブルに座っていたので、赵青は周和の隣に腰を下ろした。

距離が近かったため、周和は赵青の体から漂う微かな香りを嗅いだ。

その香りは化粧品からではなく、肌そのものから発せられるものだったので、周和はやや興奮気味だった。

赵青のバランスの取れた太ももに一瞥をくれながら...