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396話

集華小区を出て、趙青はどこに行けばいいのか分からなかった。

しばらく立ち尽くした後、彼女は思い切ってバス停の方へ歩き出した。

気分がすっきりしない今、家に帰って過ごすのも悪くない選択だろう。

いつもタクシーを使うのはもったいないと思っていたので、急ぎでなければバスに乗るのも悪くない。

バス停の案内を確認し、12番のバスで自分のマンションまで行けると分かると、趙青は辛抱強く待ち始めた。

12番のバスが見えてきたとき、彼女は少し躊躇した。車内は人でいっぱいだったからだ。

趙青は本当は次のバスを待とうと思ったが、次のバスがいつ来るか分からないので、仕方なく乗り込んだ。

次の停留所でさらに数人の乗客が...