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390話

「え?」

「まさか叔父さんは彼に写真を送ったの?」

「送ろうと思ったけど、まだ送ってない」

「よかった」安堵のため息をついた趙青が言った。「叔父さんがもう彼に写真を送ってしまったんじゃないかって本当に心配したよ」

「君が送るなというなら、送らないさ」

「ありがとう、叔父さん」片手で顎を支えながら趙青は言った。「この数日間、私たちの間にいくつか不愉快なことがあったけど、これからはうまくやっていけると思う。だから陸涛が戻ってきても、引っ越したくないなら、このまま住み続けても大丈夫だよ」

「どうして急に態度が変わったんだ?」

「以前は考え違いをしていたから」

「じゃあ、そのまま住まわせてもらうぞ!」...