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378話

「お前はまだ老いてないよ、今は円熟期だな、ハハハ!」

「私、行くところもないし、叔父さんと一緒に学校へ行こうかな」

「食事が終わったら行こう」

「うん」

張揚が洗面所に入ると、趙青はスマホを触り始めた。

彼女が学校へ行きたい理由は単純で、心を浄化したかったのだ。

ここ数日、頭の中で妄想が渦巻いていたので、前向きな気持ちに満ちた場所に身を置かないと、自分が精神を病んでしまうのではないかと心配だった。

精神を病むこと自体は大したことではない。彼女が最も恐れているのは、過度な妄想から夫を裏切るような行為に走ってしまうことだった。

叔父と朝食を済ませた後、趙青は主寝室へ着替えに行った。

彼女はスカート...