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1515話

目の前で杜鹃が抵抗しない様子を見て、老馬はたちまち図に乗り、先ほど途中だった動きを続け、手を両脚の間の隙間から奥へと忍ばせていった……

「李おじさん!」老馬の行動がますます度を越してきたのを見て、杜鹃はついに我慢できずに声を上げた。

「どうした?」杜鹃にそう呼ばれ、老馬の手が一瞬止まり、茫然とした顔で尋ねた。

「な、なんでもないです。ゆっくり休んでください。むやみに動かないで、感覚に影響しますから」杜鹃は頬を赤らめた。

それを聞いて、老馬は分かったふりで頷いたが、心の中では「くそっ、動かなきゃ感じるわけないだろ?こうしてこっそり触るからこそ感じるんだ」と叫んでいた。

体面を気にして、...