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1514話

一瞬にして、老馬は全身が燃え上がるような熱さを感じ、体温が温度計の水銀柱のように急上昇していくのを感じた。

そして、その小さな手は、さらに下へと滑り続けていく……

老馬は人生の大半を生きてきたが、こんな待遇を受けたことがあっただろうか?お風呂を手伝ってもらい、さらにアロマオイルマッサージまで。まるで一夜にして立場が逆転したような心地よさだった。

こんな日々が毎日続いたら、どれほど贅沢なことだろう!

いつの間にか、老馬の思いは膨らみ、杜鵑への独占欲がますます強くなっていった。

そのとき、杜鵑が恐る恐る口を開いた。「李おじさん、こ、このマッサージ、気持ちいいですか?」

老馬は唾を飲み込みながら、欲...