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1487話

最初、老マーは何も気づいていなかった。ただ心に秘めた些細な思いを抱きながら、夜更けに少し手慰みをしていただけだった。

ところが、今夜トイレに起きた際、老マーは偶然にも若夫婦の寝室に明かりが灯り、ドアが少し開いていることに気が付いた。そこからは何やら奇妙な音が漏れ聞こえてきていた。

彼が好奇心に駆られてドアの隙間から覗き込むと、その光景に思わず息をのんだ。

ワン・タオが下半身を露出して横たわり、その表情は苦しそうでありながらも何かを楽しんでいるようだった。

そしてリウ・シャオフェンは突き出したお尻を高く上げ、ワン・タオの両脚の間に顔を埋めていた……

あんな火照るような姿勢を、老マーは生...