青い乙女

1485話

リビングのドアを静かに開くと、寝室にはまだ明かりが灯っていた。そっと寝室の入り口まで歩み寄ってみると、愛する妻が大きなベッドに横向きに静かに寝ていた。薄い毛布が彼女の腰に柔らかくかけられ、上向きの丸みを帯びたお尻が一層艶やかに見える。少し曲げられた長い脚は、蛍光灯の下で一段と白く、滑らかに輝いていた。

呉雄峰は洗面所で顔を洗い、寝室に戻ると、妻はまだ静かにそこに横たわっていた。彼は服を脱ぎ、電気を消すと、そっと彼女の隣に横になった。

寝室は一瞬にして暗闇と静寂に包まれた。空気の中には彼女と彼の体の香りが漂っていた。

「ねぇ...」彼は小さな声で呼びかけ、そっと彼女の方へ身を寄せ、彼女の体...