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1369話

それに、三十路の女性となると、豊満な胸と腰の曲線を持ち、求めるものは何でも手に入れられる。あの青くささの残る若い女の子たちと比べると、多くの点でより魅力的なんだよな。それも呉雄峰が彼女に少し惚れ込んでいる理由だった。

「何をぼーっと見てるの?早く入ってきなさいよ...」徐然は湯に身を沈めながら、少し見とれている呉雄峰に艶やかな笑みを浮かべた。

「あ、ええと...」呉雄峰はどこか間の抜けた笑みを浮かべると、服を脱いで急いで湯船に入った。

まるで全身の毛穴が一斉に開いたかのように、すぐに心地よさが体中に広がった。二人は寄り添って湯船の縁に背を預け、呉雄峰は目の前の艶めかしい女性を見つめながら...