青い乙女

1325話

「君は子供と一緒に南側に住んで、私は北側に住むって、どう？」張志霖は趙青を見つめて尋ねた。

「うん……」趙青は小さく返事をしたが、彼の目を見る勇気はなかった。

張志霖が1218号室のドアを開け、カードキーを差し込むと、部屋の中は茶色の木の床が艶やかに磨き上げられ、埃一つない状態だった。中央には広々としたベッドが置かれ、真っ白なシーツがきれいに整えられており、思わず寝転がってゴロゴロしたくなるような衝動に駆られた。厚手のフロアカーテンが半開きで床に垂れ、午後の陽光が明るいガラス窓からベッドの前の床に差し込み、すべてが温かみに満ちていた。

「入っていいよ……」張志霖は自分の旅行バッグを置くと、ドア...