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1170話

彼は愛する息子の額に手を当てた。良かった、熱はもう引いている。

そのまま服を脱ぎ、顔も洗わず足も洗わずに小虎の隣に横になった。徐多喜はリビングでテレビを見ていたが、夫が長時間出てこないのを見て、部屋を覗きに行った。

「どうしてこんな早く寝るの？顔も洗わないで、足も洗わないで……」喜児は小声で尋ねた。彼女は心配になり、酒を飲み過ぎたのかと思った。

蒋浩は黙ったまま横たわっていた。喜児は気まずさを感じ、仕方なく電気を消して出て行った。一体どうしたのだろう？こんなことは今まで一度もなかった。どんなときでも、彼は夜に彼女を一人で寝かせることはなかったのに。

彼女は不安に思いながら自分の寝室に戻り、携帯...