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1099話

「さて、この日のことだが、旧暦の23日で、義母の姉の誕生日だった。彼女は小宝に起こされて目を覚ました。昨夜は少し不眠気味だった。早く床に就いたものの、寝返りを打ちながら、なかなか眠れず、ようやくうとうとし始めたところで、口にするのも恥ずかしい艶やかな夢を見ていた。夢の中で彼と愛し合っていて、まさに快楽の頂点に達しようというところで、小宝に起こされてしまったのだ……」

心の中でもやもやしながら、ベッドの頭に寄りかかって起き上がり、うっすらと眠気の残る目を開けると、小宝が元気いっぱいに彼女の前に立っていた!

「ママ、早く起きて!おばあちゃんが、大叔母さんの家に行くって言ってるよ!」小宝は母親を...