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1055話

しかし、趙青は移り気な女の子ではない、そのことは彼女自身もわかっていた。本当に電池が切れてしまったのかもしれない、そう思いながら、彼女は返信を待っている張志霖のことを思い出し、急いで彼に電話をかけ始めた。

一方、張志霖は喜児に電話をかけ終えると、急いで雨の中を町へ向かった。彼はまだ覚えていた、趙青が遠浦星城で食事をしていると言っていたことを。もしかしたら、まだ解散していないかもしれない。

暗い山村の雨夜に突然電話が鳴り、彼の心臓は激しく鼓動した。小青からの電話であってほしい!彼は心の中で祈りながら、ごそごそとポケットから携帯を取り出して見ると、喜児からだった。

「もしもし、喜児、何か情報...