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1049話

「祥兄さん、早く食べてくれない?ちょっとめまいがして、外の空気を吸いたいわ……」と趙青が言った。

「ん?めまいがするのか?じゃあ、少し休んでいてくれ。会計を済ませたらすぐ行くから」呉綜祥は頬を赤らめ、杏のような瞳がうっとりとしている趙青を見て、心の中で狂喜した。

「うん……早く行って……」趙青は言った。どうしてこんなに眠いのだろう、と彼女は思った。ああ、やっぱりお酒を飲むべきじゃなかった、と彼女は後悔していた。

「わかった、待っていてね、すぐ戻るから!」呉綜祥はそう言って立ち上がり、部屋の外へ向かった。

個室を出ると、呉綜祥は心の高鳴りを抑えながら、ゆっくりとタバコに火をつけ、深く一服...