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24話

林武の昨夜の睡眠は良質だったのだろう。黄金色の陽光が彼の顔に降り注ぎ、どこか異様な美しさを醸し出していた。

だが陸寧はその美しさに特別な感銘を受けなかった。結局のところ「美しい」という言葉は女性に関連すべきもので、男はやはり男らしくあるべきだと思っていたからだ。

しかし考えてみれば、男らしい男が早朝からこうして庭掃除をし、すでに朝食を用意して、ロバに幸せそうに食べさせるだろうか？

どうやら、人間は外見がどうであれ、実際に何ができるかが肝心なのだろう。

「おはよう」

ドアの開く音を聞いて、掃き掃除をしていた林武が振り返って挨拶した。整った白い歯が印象的だ。

彼は陸寧を一瞥しただけで、素...