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100話

陸寧は今晩、食事をしたくなかった。

毛驢も同じく食欲がなく、とっくにソファで丸くなって寝ていた。

普段、林武がいる時、陸寧は夕食後にほとんど彼と言葉を交わさず、むしろあの女々しい奴は自分にとっても、この家にとっても、いてもいなくてもどうでもいいような存在だと思っていた。

だが今になって初めて、それは全く違うということを知った。

林武がいる時といない時は、まるで別世界だった。家の中の空気さえも、寂しさを感じているかのようだった。

習慣。

ひとつの習慣が形成されるのに、基本的には約二十一日かかるというが、林武はすでに陸家に二、三ヶ月も住んでいた。

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