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963話

「それじゃ、いいわ。後で雄峰に話してみるわ。どうせ家にいても同じだし」李羡羡は言った。

「よし、決めたなら来週の月曜日に県党委員会の党校で入党積極分子の研修に参加することになる。期間は一週間で、学費と生活費を合わせて三百二十元だ」吴綜祥は李羡羡が同意したのを見て急いで言った。「学費と生活費は自己負担だが、私たちは家族だ。小羡の学費は後で私が払い戻すよ!」

党支部書記として吴綜祥にそんな払い戻しの権限があるかどうかはさておき、彼の今の目的は一歩ずつ進めることであり、まずは李羡羡を党校に送り込むことだった。

「そんな、迷惑をかけるわけにはいかないわ...」李羡羡は言った。実際、彼女は人の好意...