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708話

「私はこの先もきっとこんな感じだと思う」

「そういう映画を観るとき、どんなジャンルが好きなの？」

「言いづらいな」

「好みの傾向はないの？」

「ある、ただ少し口にするのが恥ずかしくて」

「さっきまで話してたことだって相当プライベートな内容だったじゃない。私に言えないことってまだあるの？」

「実は私、ハードな題材の映画が結構好きなんだ」

「奥さんとロールプレイとかしたことはある？」

「ない」

「私たち二人でやってみない？」言ってから、李羨羨はすぐに言い直した。「あまり適切じゃないかも。そういうロールプレイって、かなり親密な接触が必要だし」

「実は私、ずっと考えていたことがあるの。もし将来私が有名...