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691話

完全に開けて、陸涛は少しだけ中に押し込んだ。

ドアの隙間から、陸涛は叔父が薛熙熙に激しく突き入れている姿を目にした。

叔父のあの老いてなお盛んな様子に、陸涛は少々驚かされた。

彼はてっきり叔父は体力的に弱いものだと思っていたが、今見るとそうではないようだ。

見ているうちに、陸涛は七歳の時の出来事を思い出した。

その年、彼は小学校一年生で、ある日授業を終えて帰宅すると、彼を驚かせる光景を目にした。

当時の叔父が美しいお姉さんと同じようなことをしており、しかもポーズまでそっくりだったのだ。

当時の彼は二人が何をしているのか分からず、美しいお姉さんの声を聞いた時、叔父が彼女を虐待してい...