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670話

「うん、そうだね!」

夫がお風呂に入った後、李羡羡はもう一度クローゼットを開けた。

夫の服を一揃い選んだ以外に、彼女は冬服の山から以前使っていたおもちゃを取り出した。

彼女はそのおもちゃを体の中に入れておきたかった。そうすれば歩いたり食事をしたりするのもとても刺激的なはずだ。

ただ問題は、下着を履かないとそれが滑り出てしまうのではないかという不安だった。

滑り出るはずがないよね?

そんな考えを抱きながら、ベッドの端に座って足を開いた李羡羡は、直接おもちゃを中に入れた。

完全に入れ終わると、李羡羡は立ち上がった。

主寝室の中を何周か歩いてみても、李羡羡はそれが滑り出る気配を感じなかった。

リモコ...