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615話

以前の男とエッチな話をするのはまだしも、彼女はその男のために手を使ったなんて。

それだけでは終わらず、最も許せないのは、さっきその男のアイスクリームを飲み込んだことだ。

彼女は夫のものさえ飲み込んだことがないというのに。

おそらく彼女は幸運だったのだろう。あの男が10分も持ちこたえなかったことに。

さもなければ、今頃彼女は浮気していたかもしれない。

後悔する一方で、李羨羨は最近の夫の態度を思い出した。

三食全て彼女一人が準備し、夜も夫が彼女を一晩中抱きしめることはめったになく、せいぜい寝る時に少しの間だけだった。

何度か真夜中に目を覚ますと、李羨羨は夫が背を向けているのを見た。おまけに彼女がイ...