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587話

その瞬間、李羨羨も目を開いた。

「あなた、何するの?」

「何をするかって?」ベッドに直接上がり込んだ袁勝利が言った。「お前はただの淫乱女だ。わざと酔ったフリして、俺にホテルまで連れて来させるなんて」

「今、お前を気持ちよくしてやろうとしてるのに、驚いた子ウサギのようなフリをする。そんなの意味あるのか?」

「やめて、私は夫がいるの」

「夫がいるからこそ、お前を抱くのが刺激的なんだよ!」

そう言いながら、袁勝利はすでに李羨羨のズボンを下ろし始めていた。

李羨羨は必死に抵抗しようとしたが、できなかった。

李羨羨のズボンを脱がせて脇に投げ捨てると、袁勝利は力任せに閉じようとする李羨羨の太ももを広げた。...