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521話

こんなに美しい李羡羡を見て、細めた目の趙揚は爆発しそうな気分だった。

叔父が自分を見つめているのに気づいた李羡羡は、急いでマスターベッドルームへ向かった。

その様子を見た趙揚は言った。「部屋に戻らないで、ちょっとゆっくり話がしたいんだ」

「話すにしても、服をもう一枚着てからにしないと」

「何を怖がることがある?俺は見たことがあるじゃないか」趙揚は言った。「見ただけじゃなく、触りもした。あの弾力は言葉では表現できないものだったな」

叔父のその言葉を聞いて、不快感を覚えた李羡羡は言った。「前回の足湯店でのことは、私が間違いを犯したからよ。そうでなければ、あんなことさせるわけないわ。それに私が承諾し...