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495話

彼女はそこで気づいた。想像上の浮気も実はかなり悪くないのだと！

浮気せずに浮気の喜びを味わえるなんて、これが病気だなんてとんでもない。これはまさに天からの恵みではないか！

「やめて、私には、私には...」

李羨羨は「夫がいる」と言おうとしたが、その言葉は明らかに口に出せなかった。

「何があるの？」

「いや、言わないわ」

簡単な会話の後、夫婦は黙り込み、ただ体で互いを求め合った。

五分後、李羨羨は言った。「あなた、こうすると疲れるわ。体勢を変えましょう」

「じゃあ、横になって」

「実は...四つん這いになりたいの」

妻のその言葉を聞いて、陸涛はぎょっとした。

彼の記憶では、妻がこ...