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450話

「キスを半分ほど続けてから、男は尋ねた。「君の口の中、なんか変な匂いがするけど?」

「牛乳を飲んだの」

「本当に純粋な牛乳?」

「うん!」

劉紅梅のその返事を聞いて、男はようやく安心したように息をついた。

劉紅梅の要求で、二人とも服を脱ぎ捨て、その後一緒にバスルームへと入った。

劉紅梅がシャワーヘッドを手に取り、男を洗おうとした瞬間、ドアが突然蹴り開けられた。

言うまでもなく、入ってきたのは趙揚だった!

バスルームのドアが開いていたため、趙揚は一目で二人の姿を目にした。

「せ、先生...」

怯えたふりをした劉紅梅は慌ててシャワーヘッドを落とし、上下を手で隠しながら床にしゃがみ込み、うわっと泣き...