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318話

「お姉さんの場合は、表情がずっと穏やかで、まるで隣に住んでるお姉さんみたいね」

「じゃあ、私も赤練みたいな表情をしろって言うの?」

「それはいらないわ」突然笑い声を漏らした女の子が言った。「もしお姉さんが講堂で皆に媚び売ったりウインクし続けたりしたら、アニメ同好会が人であふれかえっちゃうんじゃないかって心配になるわ!」

「もう話すのはやめて、早く下りましょう。あと四十分で終わっちゃうわ」

「うん!うん!」

その後、李羨羨はその女の子と一緒に講堂へ向かった。

講堂への道すがら、李羨羨のこの格好を見た学生たちは思わず見つめてしまう。

そして男子学生たちが李羨羨のパンツまで少し見えることに気づくと...