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236話

彼女は本来、財務部で直接使おうと思ったが、誰かが突然入ってくるのを恐れ、結局ビニール袋を手に持ってトイレへ向かうことにした。

そうすれば使用後、トイレで洗い流すだけで済む。

財務部にはトイレが設置されていないため、李羨羨は財務部から出て行った。

ロビーの隅には二つのトイレがあり、一つは男性社員用、もう一つは女性社員用だ。

女性社員として、李羨羨は当然、女性用トイレに入った。

ドアに鍵をかけると、李羨羨はビニール袋から中身を取り出した。

電池をセットし、スイッチを押す。

押した瞬間、ブーンという音が響き始めた。

同時に、先端が生き物のように振動している。

本物そっくりのおもちゃを手に持ち、李羨羨...