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191話

なぜなら、趙揚の言っていることはすべて事実だからだ。

ここは路端で、いつ人が通りかかるかわからない。この野外での露出は韋芸に格別強い心理的刺激を与えていた。さらに趙揚は女性を刺激するのに長けたベテランだったから、韋芸が濡れまくっていないほうがおかしい。

狙いを定めると、趙揚はすぐに韋芸を我がものとした。

体勢を少し調整すると、趙揚は力強く腰を打ち付け始めた。

半分ほど経ったとき、突然一台の車が通り過ぎた。

見られることを恐れて、韋芸は思わず顔を伏せた。

だが不思議なことに、いつ見知らぬ人に見られるかもしれないというこの感覚が、韋芸にとって心地よく、刺激的に感じられた。

そのせいで...