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1097話

「張志霖は慌てて丁寧に言った。

「うん……」李羨羨は胸がドキリと高鳴り、頬がまた少し火照った。彼が先ほどパソコンがネットに繋がるかと尋ねた意図をようやく理解した。

李羨羨が先に歩き、張志霖がすぐに後に続いた。階段の入り口で彼女の小さく上がった尻が優雅に揺れる様子を見ていると、彼の体内の血液がじわじわと沸騰し始めた……

二階のリビングに入ると、彼は一歩早く進み、長い腕を伸ばして後ろから彼女の華奢な腰を抱き寄せた。彼女はビクッとして、彼の束縛から逃れようとしたが、物音を立てるのを恐れ、ただ彼にこうして抱かれるままにするしかなかった。

よろよろと寝室に入ると、彼は一気に彼女を腕の中に引き寄せた。

「...