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1059話

「このスケベ……」喜儿は顔を赤らめ、彼をきつく睨みつけた。

「俺はスケベじゃないよ!ただ渇いてるだけさ、あんたにはずっと飲ませてもらってないじゃないか……」色哥はそう言うと、彼女をぐいっと引き寄せ、自分の太ももの上に座らせた。

「あなたは他に飲むところがあるでしょ、わざわざ私を探して……」喜儿はもじもじしながら立ち上がろうとしたが、色哥の力は強く、彼女の思い通りにはさせなかった。

「俺はあんたのが欲しいんだよ……」色哥はにやにや笑いながら、下心丸出しの手を喜儿の体に這わせた。

「やめてよ……」喜儿は抗議したが、彼にからかわれるうちに、自分の心もむずむずと疼き始めていた。

色哥が彼女の...