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756話

阮国修は高齢であり、長い人生を歩んできたが、この数十年間、三号と真の意味で視線を交わしたことは一度もなかった。

というより、彼は三号に何か特別なものを感じたことがなく、心の中で最も崇敬していたのは、一号と二号首長のような、まさに雲を手のひらで転がすような神仙のような人物だけだった。

彼だけではない。ここにいる老人たちも、王鉄猴の一派を除けば、彼と親しい者たちも密かに三号の地位について腹を立てていた。表向きはみな十分な敬意を示していたが、裏では恐らくこの老いぼれが先に逝けば、自分たちが権力争いを続けられるだろうと考えていたに違いない。

まるで古代の帝政のようだ。皇帝が崩御し、太子を立てる間...