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679話

「さあ、これで君たちは安全だよ」清音が振り向いて燕京と張超を見つめ、淡々と言った。

燕京はうなずき、「命を救ってくれてありがとう。金蝉蠱毒の治療を手伝ってほしいなら、私の診療所まで来てくれないか」と言った。

彼女はただ黙ってうなずき、そのまま燕京について診療所へ向かった。張超も一緒についていった。

診療所に着くと、王涛は清音を見た途端に表情を曇らせ、冷たく言った。「また何しに来たんだ？また人を殴りに来たのか？」

燕京は軽く笑い、淡々と言った。「王涛、彼女は私が連れてきたんだ。私が人を殴るために連れてくると思うか？」

それを聞いて王涛は少し気まずそうに言った。「社長、なぜ彼女を連れてき...