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555話

約三時間の車の旅の後、厳京たちは大峡谷に到着した。軍用車は峡谷の入口に停車した。中は道が狭く暗いため、これ以上車で進むことはできなかった。

厳京たちは車を降り、それぞれの装備を持って準備した。二人のガイドもそれぞれ装備を持っており、安全のために特別に銃器も携帯していた。

一行は装備を確認した後、ガイドに従って山に入り始めた。

大峡谷に入る道は彼らが想像していたよりもさらに歩きにくく、二人の軍区ガイドが先導していなければ、おそらく山中で転落死していたことだろう。

二人の軍区ガイドは前後に分かれ、前方のガイドはチョウリグトゥと呼ばれ、道案内を担当し、後方のガイドはバトゥと呼ばれ、殿を務めて...