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48話

華医大、秦正の休憩室で、閻京が秦正の意見を尋ねていたが、秦正の反応は閻京の予想外のものだった。

「神農架はただ医学書に記されている漠然とした伝説に過ぎない。そこに本当に稀代の珍薬があるのかどうか、誰にも分からないんだ。薬草を研究したいなら、私の青園に連れて行ってやろう。青園にはあらゆる薬草がある。神農架は、お前が行けるような場所ではない」秦正は少し不自然な様子で言った。

青園とは秦正の私有地であった。多くの人が私有地を花や草を植えるために使う中、秦正の私有地は薬草を育てるためのものだった。青海市でちょっとした地位や力を持つ者なら誰でも青園を知っており、青園は秦正そのものを、そして秦正の地位...