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223話

この時、厳京は治療を終えていた。厳青松は先ほどの出来事を厳京に話し、厳京は公安局がこの事件に介入するとは思っていなかった。このことから、通報した人は何か知っているに違いない。

厳京はなんとかしてこの通報者を見つけ出し、糸を辿って毒を盛った犯人を突き止めたいと思っていた。しかしその前に、この弱い者いじめの警察どもをきちんと懲らしめなければならない。

「お父さん、母さんはちょうど目を覚ましたところだから、側にいてあげて。外のことは僕が片付けるから」厳京は厳青松が驚きに耐えられないことを心配し、部屋にいるよう促した。

「小京、やっぱり白お嬢さんを連れて一時どこかに身を隠したほうがいい。警察のこ...