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151話

厳京が目を覚ましたのは翌日のことだった。白浔が彼のすぐ隣で眠っていた。

厳京は大いに驚き、慌てて自分の服を確認した。衣服は無事だった。幸い貞操は守られていたようで、厳京はようやく大きく息を吐いた。

そのとき白浔が厳京の動きで目を覚まし、起き上がって、こめかみをさすりながら尋ねた。「何時？」

厳京は時間を確認して言った。「11時……11時だ！」

「用事があるの？」白浔は眉をひそめて厳京を見た。

「ある！」

「重要なこと？」

「すごく重要なんだ！」

「送ってあげようか？」

「頼む！」

白浔はあくびをしながらゆっくりと起...