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16話

王勝はこの言葉を聞いて心が躍った。すべて二十五元の価格で買い取るなんて、これは大儲けじゃないか?これは最高値だ。山の薬草について王勝は基本的に調べていたが、そこまで珍しいものではなく、ただの一般的な薬草だった。ただ、野生という利点があり、薬効がより良いというだけだ。

「はい、ありがとうございます、マネージャー」

王勝が再び礼を言うと、劉芸が艶やかに笑いながら言った。

「何のお礼?あなたのために価格をこんなに上げてあげたのに、連絡先くらい残していかないの?あなたの名前も教えてくれないの?」

そう言われて、王勝は少し気まずくなった。最初は興奮していて自己紹介するのを忘れていたのだ。相手はこ...