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930話

空いた隙間に手が忍び込んだ。

「動かないで、何してるの?」唐薇は私が捲り上げたブラを押さえた。

「何をしたいか、分からないの?」私は顔を近づけて言った。彼女の力が私ほど強くないのは当然で、私の手は難なく防御線を突破し、ハーフカップの中から、丸みを帯びた柔らかさに触れた。少し意外だった、思っていたより大きく、片手でちょうど収まるくらいだ。この大きさが一番手触りがいい。大きすぎると掴みきれないし、小さすぎると感触がない。片手で包んで揉むと、四方に膨らむ感覚がはっきりと伝わってくる。

二度ほど揉んだだけで、唐薇の抵抗する力は弱まり、足を閉じて、甘えるように息を荒げながら「やめて、まだお風呂入ってな...