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912話

私は前の方に少し液体が出てきたような気さえした。その時はとても恥ずかしく、言葉も出ず、隣のプールに飛び込んで冷静さを取り戻したいとさえ思った。

妻は横で見ていて同じく恥ずかしさと言葉にならない気持ち、そして苛立ちを感じていたが、女性として彼女もこの種の楽しさから逃れられず、私を見て苦笑いを浮かべていた。私も困り果てていた。手足や体、頭脳はコントロールできても、アレだけは制御できないのだ。言ってみれば、男の体で最もコントロールが難しい部分なのだから。

私が先陣を切ったことで、これらの女性たちは楽しさを覚え、続く全ての男たちが同じ非人道的な仕打ちを受けることになった。

彼女たちは男が徐々に変...