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890話

ようやくゆっくりと姿を現した。前回の経験があるせいか、今回はあまり自信なさそうだが、僕の目は一瞬で輝いた。この雰囲気、まさにこれだ。僕は上から下まで見渡して言った。「ベルトをもう少し緩めて」

「そうしたら下がもっと見えちゃうわ」妻はベルトを押さえて抵抗した。

「大丈夫、ショートパンツ履いてるでしょ?」と僕は尋ねた。

「履いてるわよ!」妻は足を前に出して、コートの下から脚を見せた。超ミニタイプのショートパンツで、脚からわずかに裾が見えている。幸いコートで隠れているが、もしこのショートパンツだけで街を歩いたら、後ろから少しお尻が見えてしまうだろう。

「じゃあ問題ないじゃない」と僕は励ました...