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489話

「でも今は中にある設備に感心している場合じゃない」下から避けながら叫び声を上げ、私は看護師に「水が熱すぎる」と合図した。

「これは人体が安全に耐えられる限界温度よ。最大限の消毒効果があって、火傷はしないわ」看護師は私の狼狈な様子を完全に無視し、「下に立ちなさい」と言い続けた。

体が熱さで少し赤くなり、とても困った。もうこれで終わりにならないかと思った。しかし結局、二つの玉をぶらぶらさせながら、シャワーヘッドの下に立った。肌の不快感を和らげようと、体を絶えず擦り続けた。

「これを塗って、もう一度洗いなさい」看護師が乳白色の、石鹸のようなものを私に手渡した。

断っても無駄だとわかっていたの...