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41話

光が蔓草の間の幽玄な入口を照らし出す。見惚れるほど美しく、忘れがたい光景。まるで初めて開いた淡いピンク色の茉莉花のように、心地よい芳香を漂わせ、通りかかる人々を誘っていた。

私は見入りすぎて喉が乾き、血が逆流するほど興奮し、無意識のうちに苦しいほど張り詰めた龍頭を二度擦ってしまった。

ああ!うっとりと見惚れていた時、突然の悲鳴が私の陶酔した意識を現実に引き戻した。

妻がすでに最後の防御を脱ぎ捨てていたことを忘れるほど見入っていたとは、と心の中で焦った。説明する間もなく、白い影が飛んできて、再び私の顔に当たった。

酸っぱさと幽かな香りが混じった匂いが漂ってきた。すでに慣れ親しんでいた私は...