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404話

この時、妻の表情はどこか没入したものとなり、様々な魅惑的なポーズを取っていた。唇を噛み、目を半開きにし、横たわって、まるで交わりの最中の快感や悦びを表すような表情まで。

写真をめくるにつれ、私の心は複雑に絡み合っていった。写真だけを評価するなら、確かに素晴らしく撮れていて、どんどん官能的で魅力的になっていく。

もし私が見知らぬ人間だったら、この写真を見て彼女と一夜を共にしたいと思うだろう。昨夜、追い詰められて妻が嘘をついたのは明らかだ。「露出はしていない、せいぜいバスタオルを巻いた写真だけ」などと。

後半の十数枚には、もうバスタオルなどどこにもなく、全身丸出しで、ピンクのプリンセスシュー...