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357話

「彼が私を助けるって？私は彼のためにあれだけ尽くしたのに、彼は若さの対価を少しは払うべきじゃないの？それに、最初に彼と関係を持ったのは決して自分から望んだことじゃない。私がこの接待の仕事に就いたのも、全て彼のせいなんだから、ずっと彼のことを恨んでいるのよ」李秋月は憤然と言った。

この絡み合った関係に、私は少し頭の整理がつかなくなった。

李秋月は回想するように語り始めた。「私はもともと会社の小さな社員だったの。ある日、彼が会社で私を見かけて、裏で上司に手配させて、彼との食事や飲み会に付き合わされたの。私は全く知らなかったわ。あの晩、お酒を無理やり飲まされて酔わされて、初めての経験をそうやって彼に...