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249話

私は彼女に押さえつけられたままでいるのが嫌で、力を込めて彼女をベッドに押し倒した。馬に跨るように彼女の腰に座り込み、彼女が腰を起こすことも足を絡めてくることもできないよう押さえつけた。そして両の峰をしっかりと掴み、馬を駆るように激しく腰を動かした。

彼女は最初は抵抗する力もなかったが、私が疲れて力が抜けた瞬間、今度は彼女が攻守を入れ替え、同じように私を攻めてきた。まるで別れた後に憎しみ合う恋人同士のように、お互いを苦しめる方法を次々と繰り出した。

一度体を翻した時、シーツに血の跡が見えた。だが彼女はもはや痛みを感じていないようで、私を全力で苦しめ続けた。痛みがあっても、私たちは欲望の海に沈...