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1637話

月光。我は無我に突き入れながら、明月を見上げた。ここの夜空はあまりにも壮大で、一つ一つの惑星だけでなく、月の表面の異なる色彩まではっきりと見えた。

ホテルの中で私たちと同じことをしている男女がどれほどいるのか分からないが、きっと少なくないだろう。

ずっと激しく攻め続け、一度収まりかけた感覚が再び心に湧き上がる。彼女の腰を押さえ、片足を持ち上げ、全力で突き進んだ。彼女は片方の足だけで立ち、私の衝撃に耐えようとするが、すぐに支えきれなくなった。だが私は彼女の体力を極限まで追い込み、汗で艶めかせたいと思った。

快感からか、酔いしれていたからか、彼女は逃げようとはしなかった。やがて、触れている場...