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1614話

「中間」

第一のテーブル、半分は市政府の幹部たち、各主要部門の責任者が座り、もう半分は市内最大の資産を握る人々が陣取っていた。蘇国成、韓清霜、張婷、そして向秋もそのテーブルにいた。

私と妻は左側のテーブルに座り、同席したのは周倉、沐心如、霍立翔、梁玉珍だった。クラブのメンバーたちは会場内の至る所に散らばっており、出席している百人以上の中で、知り合いも少なくなかった。

先ほどは自由募金の時間で、オークション募金はあと十分で始まる予定だった。競売にかけられる品々は、すべて出席者たちが寄贈したものだ。

少し離れたテーブルを見ると、張淑珍を連れて席に着いた陸雲がいた。会釈すると、彼も笑顔で応じ...