百花繚乱

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1512話

「もうやめて、そんな話になるといけないことするんだから」

妻は顔をそむけ、不満そうに私を押しのける。

「えぇ、二人の愛の深さを、こんなに直接的に証明できることがほかにあるかい?」

私は笑いながら尋ねた。

「ふざけないで。愛はそんな風に証明するものじゃないわよ」

妻は私の誘いに乗らず、私の腕から抜け出して、ベッドから起き上がった。

さっきの行動は、実は彼女の口を塞ぎたかっただけだったが、布団から現れた雪のように白い肌を見ていると、目が思わず釘付けになってしまう。

手を伸ばして真っ白なお尻を軽く摘んで「じゃあ、どうやって証明するの?」と聞いた。

妻は摘まれて可愛く声を漏らし、振り返って私のにやけた...