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1469話

数秒間横たわっていた後、デブはやっと意識を取り戻し、地面に這いつくばったまま血の混じった唾を吐き出して叫んだ。「歯が...俺の歯が...」

そして周囲に向かって叫びわめいた。「痛ってぇ！人殴ってるぞ！誰か来てくれ！暴力振るってる奴がいるんだ！」

金煥は帽子と制服をすべてデブの上に投げ捨てた。

誰も近づいてこなかったし、金煥も動じる様子はなかった。デブは悔しそうに大声で叫んだ。「明日から来なくていいからな！いや、今からだ。今すぐクビだ！」

「ちょうどいい、どうせ俺ももうやめようと思ってたところだ」

金煥は笑いながらそう言い捨て、団地の外へ向かって歩き出した。

デブは体を支えて座り直し...