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1274話

「あなたのことを、ちゃんと愛してあげる」

張婷は嬉しそうに軽く笑い、無意識に手が私の体を這い回る。銀歯を噛みしめながら、私とぶつかり合う。

摩擦が激しくなり、突き進むのも遠慮がなくなり、喘ぎ声も大きくなる。私も抑えきれなくなって全力で攻め込むと、彼女は痛みを帯びた声を漏らし、爪が無意識に私の背中を掠める。膨張感があり、それ以上に満足感がある。障害を突き破り、山を貫く喜び。彼女はトンネルの向こう側で私を待っていた。

潮の満ち引き、日月の巡り、龍鳳の戯れ。二人の激しくも低い吠え声と共に、潮が溢れ、龍が甘露を吐く。彼女は私の背中をしっかりと掴み、私が離れることも、抜け出すことも望まない。もちろん私も...